この記事の結論
FXで勝てない原因は、知識が足りないことではありません。
知っている知識を、相場で実行できてないことが原因です。
そして技術は、練習の量でしか身に付きません。
さらに言えば、その練習量を限られた時間の中で確保するには、道具がいります。
なぜ、そう言えるのか。
この記事で解説していきます。
1.なぜ知識を足しても勝てないのか?
1-1.知識は十分
この記事を読んでる人の多くは、勉強不足ではありません。
むしろ逆です。
- 新しいテクニカル分析を学ぶ
- 手法を変えてみる
- インジケーターを追加する
こういうことを何度も試してきたはず。
2年前の僕自身も同じでした。

「知識を入れれば入れるほど勝てるようになる」と信じてました。
でも、どんだけ勉強しても勝てない…。
「自分には才能ないんかな?」
って苦しい思いをしてました。
では、何が足りなかったのか?
1-2.原因は「分かったつもり」
知識はあるのにトレードで勝てない
その原因は「分かったつもり」です。

アップトレンド/ダウントレンドの説明をしてください。
多くの人はできると思います。
では、マルチタイムフレーム分析は?
これも言語化できるはず。
だけど、リアルタイムのチャートを前にすると、手が止まる。
あるいは、あとで見返すと明らかにおかしい場所でエントリーしている。
さて、これはなぜでしょう?
「説明できる」と「実行できる」は別
抽象的な話なので、誰でも分かるように
テニスのサーブを例に挙げて説明します。
以下は、テニスのサーブの手順を言語化したものです。
1.右手でラケットを持つ
2.ラケットの握り方は、握手をするように。
3.左手でボールを持つ
4.ボールを頭上に放り投げる
5.できるだけ高い打点で、ボールとラケット面をぶつける
はい、これで僕たちは
サーブのやり方が「分かりました」。
では、ここで質問です。
今すぐ、プロレベルのサーブを打てますか?
・・・
おそらく100人中100人が「無理だ」と答えるはずです。
- 野球のカーブボール
- 平泳ぎ
- バスケのシュート
- サッカーのドリブル
どれも同じ。
手順を正確に言語化できても、実行できないんです。
1-4.トレードだけ、なぜか勘違いする
不思議なのはここからです。
スポーツでも学校の勉強でも
「知っている≠できる」を正しく区別できます。
それなのに、トレードになった瞬間
「知っている=できる」と思い込んでしまう。
これが、トレード勝てない本当の原因です。
この勘違いを正さないと、一生勝てるようにはなりません。
- 時間を無駄にする
- お金を無駄にする
こんな状況に陥るだけです。
2.技術はどうやって身につくのか?
2-1.結論:練習あるのみ
では、実行できる技術をどうやったら手に入るのか?
答えは1つ。
「練習すること」
サーブの練習をしてサーブがうまくなるように。
フォークボールを投げ込んで、フォークが投げられるようになるように。
何度も泳いで、平泳ぎが身につくように。
トレードも同じで、
繰り返すことでしか上達しません。
自分の血肉となり、反射で判断できるぐらい
すり込んだとき
やっとこさ、実際の相場で力を発揮できるんです。
具体的には
- 今まで負けていたトレードを回避できる
- 同じような場面を再現性をもってトレードできる
こういったこと。
その結果として、資金が増えます。
知識を入れる
👇
練習をする
👇
利益がでる
順番は、ゼッタイにこの通りです。
利益は後からついてくる結果にすぎません。
3.練習しても、勝てない
さらに、ここから深掘りしていきます。
3-1.僕が最初にやったこと
練習が大事だと気づいてから、本格的に練習を始めました。
- 止まってるチャートで手法の該当箇所に印をつけたり

- デモでトレードしてみたり
が、1週間続けても、1か月続けても
勝てるようにはなりませんでした。
3-2.練習方法が間違いだったわけではない
ここが重要な分岐点です。
普通の人はここで

この手法ぜんぜん使えないじゃん!

こんだけ練習しても勝てないってことは、トレード向いてないんだな…
こうなって、
「別の手法探し」や「トレードをやめる」ということになってしまいます。
でも、これはもったいない!!!
今振り返っても、こういった練習方法は正しいと断言できます。
では、何が間違っていたのか?
それは「量」です。
3-3.技術は「方法×量」で身につく
もう1度スポーツの例に戻ります。
プロのようなサーブを身に付けたい場合
正しいフォームを知っただけでは打てません。
1日に何十球、何百球と打ちます。
しかも、それを何か月も。
そこでようやく、
「球速が上がる」「狙った場所に打てる」
という技術が身に付きプロレベルに近づきます。
正しい方法×量=技術習得
正しい方法は必要条件であって、十分条件ではない。
方法が正しくても、量がゼロなら結果もゼロです。
トレードも同じ。
正しい練習方法を1か月続けても、その間にこなした試行回数が数十回なら、身につくわけがありません。
4.なぜ量を確保できないのか
4-1.1回の練習にかかる作業を分解する
さっきの過去チャートを使った練習を分解してみます。
すると、こんな感じ。
1.チャートを手法該当箇所に移動
2.上位を見て環境認識
3.下位を見てエントリー判断
4.チャートを進めて、利確/損切の判断をする
5.勝った原因、負けた原因の言語化
6.スクリーンショット撮ったり、メモしたり、記録をする
これはメチャクチャ大変な作業です。
今の僕がやっても大変なのに、
手法に慣れてない初心者がこれをこなすのは大変です。
4-2.必要な母数は1通貨ペアじゃない
先ほどの練習は、1つの通貨ペアでやるだけじゃない。
1つの通貨ペアだけを見ても
経験できる量は限られます。
なので、複数ペアを見ることは必須。
さらに、増やすなら複数時間足も。
4-3.時間は増やせない
そして、これが最大の制約。
- 学生→授業とバイト
- 社会人→1日8時間以上の労働
- 主婦→家事と子供の世話
生活がある以上、1日に確保できる勉強時間は限られています。
整理すると、こんな状況。
| 必要なもの | 現状 |
| 正しい練習方法 | すでに持ってる |
| 1回あたりの作業時間 | 長い |
| 大量の試行回数 | 圧倒的に足りない |
| 確保できる時間 | 増やせない |
この表を見れば、動かせるのは1つだけ。
「1回あたりの作業時間」を減らすこと
5.だから、練習ソフトを使う
5-1.練習ソフトで「作業時間」を確保する
トレードの練習専用に作られたソフトがあります。
以下が主にできることです。
- 過去チャートの巻き戻し/早送り
- 仮想トレード
- 自動資金管理
- トレード成績の自動集計
自分の手法の練習はできつつ
練習において面倒なことは、全部練習ソフトがやってくれます。
このおかげで
1時間での試行回数を大きく稼げます。

作業に8割を取られてた1時間が
判断と検証に使える1時間になる。
それを毎日積み上げれば、数か月後の経験量には
大きな差が尽きます。
ドラゴンボールでいう「精神と時の部屋」に近いです。
5-2.想定される質問

デモトレードや過去チャートで十分では?
たしかに、第3章4章でも書いた通り
練習方法としては問題ありません。
だが、技術を身に付けるには「質×量」。
手作業でも同じ量をこなせるなら、ソフトは不要です。
ですが、現実的にはどうか…。
そこは各自の価値観の問題です。

ソフト代がもったいない
ソフト代にお金を使わず、トレードの資金としたい気持ちは分かります。
ここで比べるべきは
①ソフトに使わない場合の損失
②ソフトに使った場合の損失
です。
②ソフトに使った場合の損失は
「トレード資金がなくなる」
この1点だけ。
逆に、①ソフトに使わない場合
- トレード技術習得までにかかる時間
- 未熟なトレード技術で参入した場合の資金の減額
まあ、比べるまでもありませんよね。
まとめ
1.勉強しても勝てないのは、知識不足が原因じゃない
2.「説明できる」と「実行できる」は別の能力
3.実行できるようになるには、反復練習あるのみ
4.反復は「正しい方法×量」であり、多くの人は量が足りてない
5.量が足りない理由は、1回の作業量がながいのに、練習時間が限られてるから
6.したがって、単位時間あたりの試行回数をあげるしかない
7.そのためには練習ソフトが必要
最後に、1年間勝てなかった僕から
1つ付け加えます。
成功する人は、短期集中
短期間で一気に経験を積んだ人は伸びます。
逆に、だらだら時間をかける人ほど成功から遠ざかります。
理由は単純。
時間が経つほど熱が冷め、
言い訳が増えるから。
やると決めたなら、熱があるうちにやり切ってください。
※僕は「Trade Trainer」を使っていたので、これをオススメしてますが、別のトレード練習ソフトでも構いません。
では、よきトレーダーライフを。




コメント